特別展「生誕130年記念 小野竹喬のすべて」
後期展示「第二章 至純の時代」1939-1979

点数
約120点
入場料
一般 800円 高校生以下は無料
主催
笠岡市立竹喬美術館
共催
山陽新聞社
会期
2019年9月7日(土)~2019年11月24日(日)
会場
笠岡市立竹喬美術館
住所
〒714-0087 岡山県笠岡市六番町1-17
電話番号
0865-63-3967
営業時間
9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日
毎週月曜日(月曜が祝日の場合は翌日休館)
URL
https://www.city.kasaoka.okayama.jp/site/museum/22243.html

 自然を描き続けた小野竹喬(1889-1979)の75年に及ぶ画業には、二つの頂点があります。一つは国画創作協会展を主とする大正中期から昭和初期の時代で、もう一つは日展出品作を中心とした戦後の時代です。今回の展覧会では昭和14年の《清輝》発表により、画風が至純な竹喬独自の世界に入ったとの理解の上で、ここを分岐点として、第一章「模索の時代 1889-1938」、第二章「至純の時代 1939-1979」の二章構成で展覧します。各章ともに中盤に展示替えを行い、約200点の作品から竹喬芸術のすべてを通覧できる展覧会となります。

 第二章では、竹喬の風景画が単純明快に構成され、竹喬様式が確立されていく過程を細やかにたどります。自然をより深く、親しくみつめ、その息づかいや移ろいを明るく澄んだ色彩で大らかに描きました。

 各地に所蔵されている竹喬の代表作が一堂に会するのは、10年ぶりの機会です。ぜひ会場で竹喬芸術の魅力をご堪能ください。