作者
川嶋 渉 KAWASHIMA Wataru
作品名
雪花 Snow Crystals
制作年
平成29年
素材・技法
紙本彩色
表装
額装
サイズ
40.9 x 24.2 cm

雪の結晶は、様々な形があり、二つとして同じ形のものはないとされています。綺麗に整った結晶は美しく、日本でも江戸時代後期には雪の結晶を着物や小物のデザインに取り入れた「雪華模様」という和柄が流行しました。
この作品では、雪の結晶が金泥やプラチナ泥、胡粉を用いて描かれており、雪の冷たい質感が表現されているといえるでしょう。作者はこの金泥等を「起き上げ」という、盛り上げて立体的にする技法を用い、それをメノウ棒で磨くことで輝きを出しています。古くから親しまれている伝統的な模様を日本画として新たな形に昇華させた佳作です。