川嶋 渉
KAWASHIMA Wataru
昭和41年(1966)~

夕月夜

 京都府に生まれる。父川島睦郎の影響で京都精華大学の日本画科に通い、日本画を描く難しさに夢中になっていった。作品では、主にいのちの尊さや温かさ、見過ごしがちである身近な物の儚さを題材としている。丁寧な筆遣いと柔らかな色彩が特徴的で、中でも水のゆらめきを作品にした「みなも」シリーズが高い評価を受けている。
 平成2年に日展初入選し、平成4年には「いのちの賛歌・日本画100人展」にて京都府が買い上げ。また、平成8年には日展特選を受賞した。平成11年の「日春展」では外務省が買い上げを行い、その後平成16年に京都市芸術新人賞を受賞。現在は京都市立芸術大学の教授として教鞭をとりながら、作品制作や個展の開催を行っている。