作者のライフワークにもなっている、光と風で様々に変化する水面を描いた〈みなも〉シリーズ。
この《みなも-映-》はそのシリーズに連なる作品です。光に照らされて輝く水面の一瞬、“映”が、細密で丁寧な筆遣いと淡く優しい色彩によって描かれています。また、作者は作品を制作する際の心情として「何かものを捉える時に“聴覚で捉える”ことが私の中では重要な事」と述べています。この作品も作者の言葉の通り、耳を澄ますと風の音や水の音が聴こえてくるような、五感を通して一瞬の光景をゆったりと感じることが出来る作品です。