大阪府に生まれる。京都市立芸術大学日本画専攻科修了。無所属。大学在籍時より、「女性」をテーマに活動を行い、自身の出産を経てからは「母と子」や「少女」といった優しく慈愛に満ちた作品を多く手がけるようになる。
その卓越した人物表現は高い評価を得ており、1975年に創画会春季展賞を受賞。1983年の京都美術選抜展では京都府が作品を買上げ、85年に山種美術館賞、94年には菅楯彦大賞展市民賞を受賞した。近年は個展やグループ展で作品を発表。一つ一つの生命が持つ光・希望・愛しみを表現し続けている。